LEDの優れた特徴
今なぜ、LEDが大きな期待をされているのでしょうか?
それは、LEDの特徴に理由があります。

特徴1 長寿命

半導体が発光するLEDは、通常の住宅で使われている蛍光灯に比べ寿命が5倍位長いのが特徴。
その為、取替えがし難い交通信号などにいち早く利用されてきました。


特徴2 低消費電力(省エネ)

従来の40W蛍光灯と比べますと、実質消費電力45Wを19Wに削減と、かなりの省エネを実現しています。
LEDは、蛍光灯に比べると発光効率(1W当の光の量)が良いため、消費電力が少なくなるのです。
また、既に蛍光灯にも追いついたと言われています。
まさに期待の新光源です!

≫ CO2の排出量削減について
≫ LED照明灯と蛍光灯の消費電力比較シュミレーション


特徴3 省資源

LEDは、光源自体が小型化・薄型化が可能なため、器具のデザインがコンパクトにでき、省資源となります。
また、寿命がながいことも省資源につながる要素と言えます。


特徴4 地球環境保護

蛍光灯と比べ、熱線量・紫外線が少ない為、照射面に触っても熱くなく安心です。
また、光による劣化を防いだり、目にも優しい為、幅広く利用できる光源です。
そして、水銀などの有害化学物質を含んでいません
このように、LEDは、長寿命・省エネ・省資源と優れた性能を持ち、CO2削減に役立つ、人と環境にやさしい光源です。

≫ CO2の排出量削減について


特徴5 低紫外線・赤外線

紫外線をほとんど出さない為、色あせ予防や防虫に効果があります。
また、発熱が少ない為、夏の暑い室内での冷房効果が上がります。


明るさと寿命の両立

LEDには主照明とするには“暗い”という弱点がありました。勿論、電気を大量に流せば明るくできます。
しかし、大量の電気を流せば発熱するのは当然の結果です。
そして、この熱により、LEDチップや周囲の樹脂が劣化し、特徴である長い寿命が達成できなくなります。
そこで、LEDの優れた特徴(長寿命・省エネ・省資源)を活かしつつ、より明るいLEDの開発が求められて来ました。
そして、長寿命・省エネを維持しつつ明るさをアップした「高出力LED」が開発されたのです。
この「高出力LED」は従来のLEDより明るく、さらにその寿命は約40000時間以上と言われ、見事に明るさと寿命の両立を実現しました。
リフォームや新築の際は、省エネ・省資源・長寿命(省メンテナンス)と、環境にやさしいLED照明を、照明計画の候補に取り入れてみて下さい。

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