LEDとは?
蛍光灯に続く、人類が手に入れた第4世代のあかり

【L・E・D】とは「Light(光る)」「Emitting(出す)」「Diode(ダイオード)」の頭文字を組み合わせたもので、電気を流すと発光する半導体の一種です。
蛍光灯に続く、人類が手に入れた第4世代のあかりとして期待されています。



 
LEDの発光原理
LEDに電圧をかけて電流を流すと+(ホール)と−(電子)がP半導体とN半導体の接合部で結合し、+−がもともと持っていた電気エネルギーよりも小さくなり、余分なエネルギーが光エネルギーに変換され発光します。

LEDの発光原理

 
LEDの種類と構造
表面実装型(SMD)LED

セラミックや樹脂などで成型したキャビティの中にLEDチップを実装し、キャビティに蛍光体を分散させたエポキシやシリコーンなどの樹脂を封入します。キャビティ内側の面には反射板の機能があり、砲弾型LEDと比べ多くの光を取り出せる構造です。 弊社では、表面実装型LED照明を取り扱っています。
表面実装型(SMD)LED

砲弾型LEDとは?
リードフレームと一体化形成したカップ内にLEDチップを実装し、カップ内に蛍光体を分散させた樹脂を封入して、その周りを砲弾型にエポキシ樹脂でモールドした構造です。
砲弾型LEDとは?

 
LEDの寿命の定義
LEDの寿命の定義LEDは固体発光方式のため、従来の光源のようにフィラメントの断線により不点灯になることはほとんど起こりませんが、使用材料の劣化などにより、点灯時間の経過に沿って徐々に光量が減少していきます。LEDの寿命につきましては、(社)日本照明器具工業会が2005年7月に制定した技術資料134「白色LED照明器具性能要求事項」の中で、「一般用照明器具の光源として使用する場合のLED寿命は、全光束が初期全光束の70%、または光度が初期光度の70%に低下するまでの時間とする」と定義しています。

当社ではこれにならい、独自の評価技術を用いて初期全光束の70%に達した時を寿命として表記しています。
この数値につきましてはあくまでもLEDの設計寿命であり、その寿命を保証するものではありません。照明器具の寿命につきましては、従来光源を使った商品と同じです。

 
LEDの身近な使用例
LEDは道路の交通信号機や携帯電話のバックライト、街中で見かける屋外の大型ディスプレイなどで使用されています。
そして今後は、住宅の照明としての展開がますます期待されています

LEDの身近な使用例


top_2.jpg